2011年12月7日水曜日

12月7日 新国立・中劇場「ア・ソング・フォー・ユー」




カーペンターズ・ミュージカル「ア・ソング・フォー・ユー」
出演:川平慈英、春野寿美礼


 舞台は1970年代、
 横田基地のある東京・福生。かつて学生運動をしていたSHOKO(春野)は、ライブハウスでカーペンターズを歌っている。


 彼女と反発し合いながらも心惹かれて行くロックシンガーの征司(川平)。かつて共に学生運動をしていた元恋人で現在はレコード・プロデューサーの国枝(羽場裕一)。


 彼らとの交流を通し、SHOKOは本当に大切なもの、本当の幸せとは何かを模索していく。全編を通して、カーペンターズのメロディーが流れ、歌と共に物語が展開する。


 宝塚歌劇団・元花組男役トップスター、ドラマティックに歌い上げる実力派の歌い手・春野さん。
 私は彼女に出会い、誘われ、宝塚のドアを開けることができたのでした。


エリザベート、ファントム、アデュー・マルセイユ……みんな大好き!


ひたひたと空間を満たしていくようなベルベット・ヴォイス。
歌声に、演じる人物の心が溶け出したとしか思えない演劇性。
人間の世界を突き抜けた、天上界の声のような包容力と透明感。
そして歌声に抱かれたとき、ぞくっと身ぶるえさせられるような、根源的な力まで感じさせて……
至高の歌姫・DIVAです。




 カーペンターズの甘くやさしいメロディに、陰影を感じさせる歌はさすが!


 花がたくさん贈られていていて、その一角に、元宝塚の真飛さん、瀬奈さん、彩吹さん、朝海さんの花が並んで飾ってありました。



真飛さん。明るく愛らしく……凛々しいっ!
瀬奈さん。華やかだぁ。


彩吹さん。可憐で、ロマンチック。


朝海さん。すっきり&ゴージャス。






0 件のコメント:

コメントを投稿