2012年6月13日水曜日

6月12日 東京宝塚劇場「華やかなりし日々」「CLIMAX」宙組 私のYUHIさんラストデイ!



6月1日に続いて、2度目の観劇。


「華やかなりし日々」は1920年代のニューヨークが舞台。


ヨーロッパから渡ってきた移民の青年ロナウド(大空祐飛)は、貧しい移民街からのし上がり稀代の詐欺師となって巨万の富を築いた。元ロシア貴族と称して、次の標的とし、劇場を手に入れようとする。そしてその看板女優に大抜擢されたのが、孤児院育ちのジュディ(野々すみ花)。女優になることを夢見るジュディにロナウドはかつの自分を思い出し、恋に落ち、本当の名前を打ち明けてしまう。やがて彼の詐欺行為が警察の知ることとなり、劇場の開幕・ジュディのデビューの日にロナウドは……。








大空さんとニックこと北翔海莉さんのスタイリッシュな詐欺師ぶり、アーサーこと凰稀かなめさんのウォームでさっそうとした刑事、鳳翔大さんを中心とするちょっと笑えるマフィアぶりと、見所もたくさん。野々さんも、一本気でまっすぐな女の子を見事に演じていた。


何より、大空さんのかっこよさ。
なんてったって、全シーン、スーツなんですから。
その背中のラインが、本当に素敵でほれぼれとしてしまった。
男役としてのキャリアが、美意識が後ろ姿にまでにじんでいるんですねぇ。




真っ赤なバラの花束をかついで客席から舞台にあがるシーンは胸どきどき。


6月1日は、私のすぐ脇をまっすぐ前を向いて歩いて行かれたのでした。そのシャープでクールな横顔……忘れられない!


本日は2階席だったので、途中からしか見えなかったけど、6月1日の姿が二重写しになったように、見えました。




そして大空さんが、一人で去っていくラストシーン……(涙)、


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クライマックスはなぜかクラシック中心の音楽。




ロケットの後のデュエットダンス、そして男役黒燕尾、一人銀橋……。




男役の黒燕尾は素晴らしい。YUHIさんの退団公演ということもあり、みんなの気持ちがYUHIさんにまっすぐに向かっている。その一体感、力強さ、これぞ、宝塚男役の美!


YUHIさんが大階段に立ち、スモークがたかれるところ……胸がじーん。
この姿を目に焼きつけようと、気が付くとまばたきを忘れてしまっていました。


もちろん、「L、O、V、.E、Y、U、ユーヒ!」コールも楽しいっ!
楽しすぎて、しみじみさびしい。


銀ちゃんを思い出してしまって、懐かしさに胸きゅん。




そして最後の白から青へグラデーションが鮮やかな羽根もスタイリッシュで、よく似合っていた。




私は「クラシコ・イタリアーノ」が大好きなので、それに比べるとちょっと物足りないような気もしてしまったのだけれど、どちらも宝塚らしい作品でした。




本日はYUHIさんの同期・壇れいさんも観劇とのこと。




これが私にとってラストYUHIデイ!


ありがとう。YUHIさん。









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