2012年5月30日水曜日

5月28日 我が家のバラなど




フランソワ・デュランヴィル


アンジェラ

シュラブ系のつぼみ



シラン

シュラブ系の白バラ

ジャーマンアイリス

ピンクのマーガレット

暴れん坊のハニー・サックル。
甘い香りを辺り中に漂わせる。
夜に特に香りが強いみたい。
家に近くなるにつれ、香りが強くなって
この季節、この香りをかいだとたん、
「家に帰ってきたァ。ただいまっ!」
という気持ちになります♡

5月25日渋谷区文化総合センターさくらホール「DOWNTOWN FOLLIES DELUXE Vol.8」



YOKOさん大絶賛の「DOWNTOWN FOLLIES DELUXE Vol.8」に。

出演:島田歌穂玉野和紀吉野圭吾北村岳子、平澤智、樹里咲穂
音楽監督:島健  
構成・演出:髙平哲郎  

ミュージカルナンバーにスタンダードナンバー、シャンソン、歌謡曲となんでもござれ。
さらにバレエにジャズ、タップにヒップホップ。
コント、パロディ……
前代未聞の大人のミュージカル・レビューである。

とにかくみんなうまい。切れがある。芸達者。
話が落ちても下品にならないのはさすが。
全体を通して、音楽の素敵なこと。島健さんのセンスのよさに圧倒された。

有名姉妹が開くお客さま誕生パーティ(加納姉妹とモンロー)、吉野さんのショート・スケッチ『ジキルとハイドとボニーとクライド』、ミュージカル『実録・南太平洋』(宝塚のパロディ)などなど、大笑いしました。

帰りに思わず島田さんのCDを購入。

YOKOさんとMIYUKIさんと生ビールを1杯飲んで、ほろ酔い気分で帰宅。
大人っていいわぁという夜でした。




2012年5月27日日曜日

5月24日 日本青年館「近松・恋の道行」宝塚花組 みわっちのお誕生日サプライズ

上方絵草紙『近松・恋の道行』

宝塚花組 「近松・恋の道行」
近松門左衛門原作・植田景子脚本演出
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舞台は元禄バブルがはじけた江戸時代の大阪。
まじめで世間知らずの茶椀屋の跡取り息子の嘉平次(愛音羽麗)が、新伏見坂町「柏屋」の見世女郎の「さが」(実咲凛音)に出会い、初めて男女の機微にふれ、恋に落ちる。なんとか身受けしたいと思うが、幼馴染みの長作(瀬戸かずや)に騙され、やがて心中に誘われて……。




ところどころで、操り人形を模した男女の踊り(柚香光)が象徴的に繰り広げられ、近松の心中世界に観客を誘う演出も見事。


一つ屋嘉平次(愛音羽麗)と柏屋さが(実咲凛音)の大人の恋。
元武士の清吉(華形ひかる)と元主筋のきよの小弁(桜咲彩華)の一途な恋。
嘉平次の弟(鳳真由)の嘉平次のいいなずけきは(華雅 りりか)への思い……。




さらに父・近松門左衛門の偉大さに苦しみ廓がよいを続ける息子鯉助(春風弥里)。
借金を追い、竹馬の友である嘉平次を騙す長作(瀬戸かずや)。
嘉平次の姉(初姫さあや)






宙組トップ娘役が決まっている実咲さんは凛と美しく、セリフの口跡もきれい。

瀬戸さんは初めての悪役で苦労したとのことだが、体当たりの極悪ぶりがすごい。ほんとに悪いヤツだと思ってしまった……今後がますます楽しみに。




春風さん、宙組から異動したばかりということを感じさせない芝居巧者。放蕩息子の苦悩をしっかりと演じた。動きが大きく、華がある。今後も注目!


ベテランの汝鳥伶さんや光あけみさんの懐の深い芝居、そして元・花組組長・夏美ようさんの重厚な演技も素晴らしかった。


小弁を演じた桜咲さんも声が本当に素敵で芝居もうまいのにびっくり。


元赤穂浪士につかえた足軽の息子で今は小間物行商人をしつつ、女郎に身を落としてしまった主人の娘・小弁を命がけで守ろうとする清吉を演じた華形さんは、やっぱり色気があって魅力的。お名前のごとく、舞台上で光っていた。

そして愛音さんは、誠実にいきようとするためにどんどん追い詰められていく、その哀しさ、はかなさを見事に演じていた。その美しいこと。声も歌もよく響いていた。また彼女が全ストーリーをしっかりまとめ、率いていることも伝わってきた。


真飛さんが花組をまとめあげていたときのような、愛音さんを中心に温かい渦ができているのが見えたような気がした。






和物はちょっとどうだろうと思っていたのだが、見てよかった。


どの登場人物も、なぜそういう行動をとるのか、といった背景まできちんと描かれていて、隙もなければ無駄な場面もない。
人を恋すること、親との葛藤、親の子供への愛……。
芝居、踊り、歌、衣装、、立ち居振る舞い、舞台装置……。
見所がいっぱいで、魅力がいっぱいで、目が離せなかった。


植田景子さん、素晴らしいです!
植田さんのクラシコ・イタリアーノも大好き!


ところで、この日は、愛音さんの誕生日!
カーテンコールでサプライズも。
みわっち、おめでとう!


今年の忘れられない最高の舞台のひとつといえそうです




2012年5月25日金曜日

5月23日世田谷パブリックセンター「宮沢賢治が伝えること」

5月15日の麻実れいさんと同じ構成で、宮沢りえさん、松尾スズキさん、段田安則さんの会。
朗読をどうとらえるか。ということが問われている気がした。

2012年5月16日水曜日

5月15日 世田谷パブリックセンター「朗読『宮沢賢治が伝えること』」

出演者・麻実れい、野村萬斎、段田安則
栗山民也氏演出で、38名の舞台人たちが毎回3名ずつ登場し、宮沢賢治の世界を朗読で表現する。東日本大震災被災地の復興への思いをこめた公演とのこと。


宮沢賢治は岩手県生まれの詩人。
2万2000人もの犠牲者を出した明治三陸地震が起きた明治29(1896)年に岩手県で生まれた。
没年の昭和8(1933)年には3000人以上がなくなった昭和三陸大地震が起きている。


ステージのテロップでそのことを知った。
同じような悲しみの時代を生きた表現者であったのだと気付かされた。


「注文の多い料理店」「よだかの星」「春と修羅」「永訣の朝」「雨ニモ負ケズ」……。


麻実さんの声が空間に浮かびあがり、ふわりと私を包み込む。
声が両手を広げ、後ろから私を抱きしめるみたいに。
そして言葉が麻実さんの口からついて出るたびに、そこに野原が出現し、風が動き、星がまたたきだす。


まるで麻実さんが宮沢賢治の世界そのもののような。
次々に言葉が見せてくれる世界の鮮やかさに、息をのまずにはいられない。


麻実さんの透明さ、柔らかさ、しなやかさ、のびやかさ……。
圧巻でした。


1時間の朗読会でしたが、心をきらめく光で洗ってもらったかのような、浄化された気持ちになりました。


物語世界を深く理解し、それを表現する力を持つ麻実さん。
いつも感嘆してしまう。


宮沢賢治と麻実れいさんの見事なセッションに、拍手です!


中村友子さんのマリンバの演奏も効果的でとてもよかった。
照明もいい感じ。

しかし、それにしても朗読ほど、力量の差が出るものはないかもしれないません。



23日には宮澤りえさんの同じ朗読会に行きます。
今、多くの舞台で力をつけているりえさんがどんな世界を見せてくれるか、楽しみ♡


2012年5月11日金曜日

5月9日 帝国劇場「エリザベート」初日

ついにこの日がやってきました!
春野エリザベート誕生です。
劇場の「ロビーにはメインキャストの肖像画が豪華に飾られていた。
春野エリザベート!


春野エリザベートと並んで瀬奈エリザベート!


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Wキャスト、トリプルキャストが多いので、出演者名がこうして毎回公表されている。

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本日初日の文字が嬉しい!
【キャスト】
エリザベート  春野寿美礼 ――オーストリア・ハンガリー帝国の皇后
トート   石丸幹二――――――黄泉の帝王。エリザベートと恋に落ちる。
フランツ・ヨーゼフ 岡田浩暉 ――オーストリア・ハンガリー帝国の皇帝。エリザベートの夫。
ゾフィー  杜けあき ――――――皇太后。フランツの母。
ルドルフ  平方元基 ―――――皇太子。エリザベートの息子。
少年ルドルフ  加藤清史郎
ルイジ・ルキーニ 髙嶋政宏―――エリザベートの暗殺者。
 
ミュージカル「エリザベート」はは、オーストリア・ハンガリー帝国の皇后エリザベートの生涯を描いたウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ。作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。ふたりの共同で制作である。


束縛を嫌い、自由を求め続けた美貌のオーストリア皇后・エリザベートが、死への誘惑と闘いつつ生き、そして最後に暗殺された物語を、暗殺者のルキーニが語る形で、展開する。

石丸トート、ささやくような声から、太く朗々とした声までとても安定かつ自由自在。さすがでありました。

春野エリザベートも少女時代から晩年まで見事に演じていた。
エリザベートの少女時代の快活さ、フランツと出会い恋に落ちる初々しさ、ゾフィーに宮廷のルールを強制され絶望し心を閉ざしていく感じ、病院での偽エリザベートとのシーン、トートに言い寄られてハッと拒絶する場面、夜のボート、最後のトートとのシーンなども、とても魅力的だった。
そして役が溶け込んだような表現力たっぷりの素晴らしい声。特に低〜中音域はビロードのような響きに心がふるえてしまう。
この歌声を待っていた、と。


石丸トートの歌がワンフレーズ飛んだ(新しい演出かと思いました)とか、欲をいえば春野さんの高音域とか、ありましたが、これからどんどん良くなるはず。
終演後のカーテンコールでは、演出の小池修一郎さんや新メンバーがご挨拶。
小池さん、春野さんに向かって「瀬奈さん」って。小池さん平謝り。「先日の宝塚のロミオとジュリエットの制作発表の時に、エリザベートといってしまった」というエピソードまでもらして、会場も爆笑。
さらに客席で観劇していたクンツェ氏とリーヴァイ氏も登壇してご挨拶。
万雷の拍手、スタンディングオベーションのうちに閉幕。


胸いっぱい余韻を味わいながら、帰宅しました。

ただルキーニの歌を聴かせる宝塚版を見ているせいか、高嶋ルキーニ、もうちょっと歌ってほしかった……かな。

本日は前から4列目で観劇。
千秋楽も行きます。でも、もう1回、中日に見た~いっ!

2012年5月8日火曜日

5月7日 エリザベート制作発表会&セザンヌ展

加藤清史郎くんが春野さんのドレスのすそを持って登場。
春野さん、華麗!
石丸トート、ワイルド!
端正なフランツ。若々しいルドルフ。
いかにも悪そうな高嶋ルキーニ。
期待が高まりますね。

六本木の新国立美術館にて。
「パリとプロヴァンス」を生涯に20回ほども行き来したセザンヌ。
パリ及びイルド・フランスの作品と郷里プロヴァンスの作品を対比して紹介されていた。
年齢を重ねるとともに作品が変わっていくのがわかり、おもしろかった。
セザンヌ独特の色使い。そして空気感。いいなぁ。

とても立派なカタログにも感激して、購入。

2012年5月6日日曜日

5月5日 東京宝塚劇場「ドン・カルロス」「Shining Rhythm!」雪組




グランド・ロマンス
『ドン・カルロス』
~シラー作「スペインの太子 ドン・カルロス」より~
脚本・演出/木村信司

 舞台は16世紀のスペイン。
 スペイン王子ドン・カルロスと幼馴染の女官レオノールとの恋、父親フェリペ2世と王妃・イサベルをめぐる父子の葛藤、さらにネーデルラントの解放への思いなどが描かれる。

ドン・カルロスは実在の人物で、牢獄で死去したとされている。
でも、そこは宝塚! 
あっと驚くハッピーなエンディングが嬉しい。

グランド・レビュー
『Shining Rhythm!』
作・演出/中村一徳
「光」「影」「ときめき」「喜び」、「情熱」「躍動」をテーマに、パワフルかつ幻想的に織り成す、ダンシング・ショー。

4月27日初日前の立ち取材は、男役トップスター音月桂さんが退団を発表したばかりということもあって、ちょっと硬い感じも。
しかし、舞台稽古、4日、5日と観劇するたびに、パワーとそれぞれの魅力がどんどんと劇場に増していったのはさすが。

音月さんは歌・ダンス・芝居のバランスがいい男役だ。
素直で、清潔で、好青年といった今回のドン・カルロスのキャラクターがぴったり。

二番手・早霧せいなさんのダンスは見応えがあった。特に第2章。振り付けはBryant Baldwin。彼の素晴らしい振り付けを、見事に表現していた。

そしてフェリペ2世役のマッツこと未涼亜希さん。抑えた演技で、全体をぎゅっとしめていた。ショーの影役のダンスも素敵。マッツの黒燕尾は最高でありました。
緒月遠麻さんも舞台できらきら光っていた。緒月さんは宙組に移動になるんですね。同期の鳳稀かなめさんを力強く支えてくれそう

2012年5月4日金曜日

5月3日 山形の春の花

ゴールデンウィーク前半。
山形は花盛りでした!
きれいな花を見に、山形に遊びに来てください!


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重たげに咲き誇る桜の花。


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馬見が崎河原は桜の名所。
霞城公園は石垣とお堀、桜のコントラストが見事ですが、
花見客でにぎわっているので、おすすめはこちら。


実家の庭に咲く春の花。

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シャクナゲ

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スミレ

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スイセン


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一重の椿


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八重の椿


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ピンクの椿


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ドウタンツツジ

他にも、スズランやチューリップが咲いていました。
半分散っていたけど、梅も残っていました。
我が家の前の神社は桜吹雪でピンク色に染まって。
毎朝、清められる神社の大地が昼過ぎにはこんな桜の花びらのじゅうたんに。

ふっかふか。

2012年5月1日火曜日

4月27日我が家の春の花

ユキヤナギ

ピンクのツバキ


レンギョウ

ぐんと伸びたバラの新梢


毎年増えるプリムラ


ローズマリーの淡い紫の花


ボケ(たぶん)


スノーフレーク。釣鐘型の花がかわいい。


春といったらコレ。黄色のラッパスイセン。香りも魅力。




フリルが華やかなクリーム系のラッパスイセン。


この春は玄関のコンテナに、こんな感じのパンジーとビオラを寄せ植え。