2012年4月6日金曜日

4月4日  青山劇場「SAMURAI7」

 中川晃教さんの大ファンのYOKOさんに誘われ、「SAMURAI7」に。
 会場には若い女性がたくさん。なぜならば、この芝居には「テニスの王子様」をはじめとする舞台で人気に火が付いたイケメン若手ミュージカルスター軍団が出演。
 馬場徹、中河内雅貴、磯貝龍虎、市瀬秀和、高橋広樹、住谷正樹。
 なるほど、みんな、殺陣はうまいし、踊りもいけてる。
 女の子がため息ものなのも納得。
 そしてベテラン加藤雅也がぎゅっとしめる。
 中川さんは彼ら7人の侍の敵役。
 YOKOさんが夢中になった理由がわかる。
 中川さん演じるウキョウの狂気っぷりがいい。
 声の柔らかさ、ため、こぶし、シャウト……声の中にウキョウの心がとけこみ、どこまでも透明に伸びていく。
 歌出身の人なのだけれど、表情も動きもいい感じ。
 セリフにもリズム感が感じられる。
 脇の丸山敦史、とめ貴志もよかった。 
 
 ただ、キララ役の疋田英美の演技が単調で一本調子だったのが残念。
 場をひっぱっていく女性ヒロインなのに、表情がひとつ。幼さだけが前面に出ていて、物語がそのために軽くなってしまったように思う。


 YOKOさんは中川さんが主演した(井上義雄とWキャスト)「モーツァルト」を見て、すっかり魅了されたとのこと。
 ぅわ~、中川さんのモーツァルト、見てみたい!

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